「インスタグラムでの成功事例ってどのくらいあるの?」
「Shop Nowの手数料は無料なのに上手くいくの?」など
インスタグラムのショッピング機能や、実際に販売をするアカウントの成功事例って気になると思います。
今では世界でのインスタグラムのアクティブ利用者数が10億人を超えました。
国内だけでも3300万人を超えていて、マーケティングおいて見逃せないSNSとなっています。
しかもInstagram内ではおすすめされた商品に対して、DMでどこで買ったのかが聞かれるなど多くの情報交換が行われており、Instagramマーケティングの成功がECサービスの成功の鍵となっています。
そのInstagramで成功を収めるために使うべき必須の機能がShop Nowです。
しかしまだ成功事例も少なく安易に手を出して、失敗したら怖いなと思っている人はいらっしゃると思います。
そこで今回はインスタグラム上級者のパンダメディアラボ編集部がShop Nowの成功事例をまとめて記事にしたいと思います。
インスタグラムとは?
Instagramは、無料の写真共有アプリケーション。日本では略して「インスタ」とも呼ばれることもある。 コダックのインスタマチックおよびポラロイドのインスタントカメラに配慮してインスタグラムの投稿画像は正方形が基本である。(引用:wikipedia)
いまやインスタグラムは広告や宣伝には欠かせないツールの一つとなってきています。
またインスタグラムは「画像」でコミュニケーションを取るツールになっています。
つまり他のSNSより直感的に自分たちのアカウントを好きになってもらえるようになりました。
これはSNSの「非言語化」を示しており、今後の若者は「非言語的なもの」へのシフトが進んでいって、利用者数もInstagramはTwitterを抜いていきます。
- 拡散力などのスピード感
- 非言語的なので全世界の人に通じる
- 受け取り手の側は見てるだけなのでストレスフリー
- 投稿側も簡単に投稿できる
たしかに!
わたしみたいな若い人は、細かい文字を雑誌や本で読んで情報収集するより、パッと見て様々なものごとを判断するよね。
インスタグラムは基本的「写真」や「動画」をメインに流すメディアになっています。
投稿も閲覧も簡単で、ストレスフリーというのが重要なポイント。
受け取り側はパッと見て発信側の意図が理解でき、すぐにシェアができるので、知れ渡るスピードは他のSNS(FacebookやLineなど)に引けを取らないし、一番早いといえます。
Shop Nowとは?
ショッピング機能によって、ビジネスはフィード投稿に表示される商品に商品名や価格が記載されるタグを付けることができ、よりスムーズな形で利用者に購入を促すことが可能となります。
引用:Facebook
つまりインスタグラムから直接ECサイトに、ダイレクトにアクセスできるようになり、より消費者直感的に動いてもらえるようになります。
まずオーガニック投稿(普通の投稿)のところに商品名と価格が書かれたポップが表示されます。
そして投稿の商品のところをタップすると商品の紹介されたインスタグラムのページに飛びます。
そのあとに気に入って購入ボタン(”Shop Now”と書かれたボタン)をおすとECサイトに飛ぶ仕組みになってます。
Shop Nowの特徴
Shop NowはPinterestにある”buy”ボタンと似ていますがShop Now独特の特徴がいくつかあります。
Shop Nowの特徴として、まず5個までの商品タグを1投稿に表示できるというものがあります。
また、もう一つの特徴として商品詳細ページがあります。
Pinterestを始め他のサイトの多くは画像をタップするとECサイトに直接誘導する形になっています。
しかしInstagramでは商品の詳細なページをインスタグラム上に設け、そこでワンクッション置く形になっています。
インスタグラム側の理由としては
「カンターによる調査では、大多数の人々は商品を購入するまでに1日かそれ以上の時間を掛けており、1日以内に購入に至る人は21%に過ぎないことが分かっています。」
といっていました。
インスタグラム側の意図としては、「むやみにECサイトに強制誘導するのではなく、商品の詳細ページを挟むことでユーザーが吟味できる時間を設けている」かたちをとっているのだと思われます。
もともとは広告を出した場合にBuyボタンの設置は可能でした。
ところが、今回のShop Nowではオーガニック投稿にもボタンを設置出来るようになりった形です。
いままでより投稿の幅も広がり、いちいち広告を打つ必要がないため、費用・手間の両方を削減できる形になりました。
Shop Nowを成功させるために
Shop Nowでの成功事例7選
Shop Nowの成功事例は少ないながらも存在はしています。
今回はアメリカと日本のShop Nowを使っているインスタグラムアカウントを混ぜて紹介していきます。
BOTANIST
ボタニストは自然由来のシャンプーや化粧品等を販売するメーカーです。
最近ではオーガニックにこだわりのある男女から幅広い支持を受けていて、大手ECサイトでも常にランキング上位に顔を出す商品になっています。
商品を嗜好する20代から30代の女性は、まさにインスタグラムのメインターゲットであり、今後もさらに注力していくものと考えられます。
株式会社I-ne BOTANIST ECセールス部 部長 小松 悠氏
「Instagramは、これまで認知・興味形成に強みがあると感じていましたが、ショッピング機能で購入まで繋げることで、顧客によりシームレスな体験を提供できるようになり、コミュニケーションをより強固にできると確信しています。」
引用:Insta Lab
Shop Nowをうまく使えていて、商品の清廉さや清潔感をうまく出しつつ、商品が引き立つ背景になっていて、商品の詳細ページに一回飛んで、どんな商品なのかをみたい投稿になっています。
Eddie Bauer Japan (エディー・バウアー)
100年の歴史を持つアウトドアライフスタイルブランドとして紹介したいのがEddie Bauer Japanのインスタグラムアカウントです。
大自然を愉しむためのイノベーティブなウエア、シューズ、ギアとともにお客様を快適なアウトドアライフへ導いてくれそうな商品の数々を売っています。
投稿も歴史を感じさせるような、シックな趣と大自然をバックに一回はきてみたい投稿がなされています。
Shop Nowを使うときは、商品だけをシンプルに見せているだけですが、それによりカッコいいデザインが際立っていて、とてもいいものとなっています。
DHOLIC
ライフスタイル通販サイトDHOLICの公式アカウントで流行のファッションを安価で届けてくれるサイトの紹介をしてくれているアカウントになります。
平日毎日更新していて、アップロードから24時間限定で新作10%OFFという広告も売っていて、インスタグラムとECサイトを連動させた新しいアカウントになっています。
いままではアプリからの通知は切ってしまうことが多く、時間限定のセールは思っているより伸びが少ない状況でした。
しかしインスタグラムは今では身近なツールであり、インスタグラムをよくみている若者は多いです。
そこをうまくついた、画期的なアカウントになっています。
これは店舗のアカウントでも使える感じになっており、お手本にしたいアカウントです。
北欧、暮らしの道具店
北欧のセンスの良い雑貨を中心に投稿を上げているアカウントの紹介になります。
自分にとってちょうどいい暮らしづくりのお手伝いをするお店の商品や、カッコいい思想を持っている人の紹介などをしているアカウントになります。
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お取り扱いは食器やキッチン用品、インテリアからファッションまで幅広く揃えており、必見です。
しかも人の紹介をしている際も、ギャラリーの世界観を崩すことなく、上手な投稿になっています。
商品を売っているという感じがなく、うまく隠れているので、このアカウントをおすすめさせていただきました。
こんご始めていく人で、ブランド価値を高めつつ、ECサイトへの誘導を促したい人には参考になるアカウントになっていると思います。
GILT JAPAN
2007年NY発 会員限定ショッピングサイトの日本版インスタグラムアカウントを紹介していきます。
国内外のアパレル・グルメ・ビューティーなどの商品を選ばれた人にだけお届けしているECサイトを展開しています。
その他にも世界中から厳選されたラグジュアリーホテルで贅沢なひとときと特典を堪能できるようなツアーの販売も行われており必見です。
いままでは知らない人は見れなかった高級なものや、ラグジュアリーな空間をインスタグラムアカウントで紹介しており、とても魅力的に感じられます。
厳選された、最高の時間を手に入れたいと思わせるようなアカウントになっており、Shop Nowを導入したアカウントとしては移植の存在になっています。
BAYCREW’S GROUP
JOURNAL STANDARD、Spick and Span、IENA、EDIFICE、Deuxieme ClasseなどBAYCREW’S GROUP(WOMEN&MEN)の公式Instagramの紹介です。
高級感のある消費をリーズナブルな価格で売っているブランドの紹介をきれいに行っているサイトです。
今まではお店に行ってみたり、サイトに直接アクセスするしかなかったところに、インスタグラムアカウントを出すことで、より身近に感じられます。
またそこにShop Nowの機能を入れることで、今すぐ欲しい、今調べたいという人の欲求を満たす形になっています。
ブランドのアカウントとしては、ざお手本という感じになっており、とてもいいです。
studio.CBR
代官山にある隠れ家的靴屋さんのインスタグラムアカウントを紹介します。
(予約制)オーナーがコーヒー片手に靴磨きをしながらたまに接客もする、大変のんびりとしたお店が特徴的で、きれいな靴の数々を載せています。
どれもデザイン性に優れており、一度は手にとって履いてみたい一足になっています。
また靴の魅せ方も1つに絞れており、とてもいいギャラリーの見た目になっていて、お店の方が自分の商品に自身があるのが伺えます。
Shop Nowの使い方のして、これ以上にないシンプルな使い方ができていて、売りたいものに自身のある方にはオススメのShop Nowの使い方になっています。
まとめ
今回は上記の7つのアカウントを紹介させていただきましたが、もし他にも優れているアカウントを見つけた場合には随時更新していきます。
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