2022/03/15に更新いたしました。
「フィットネスやトレーニング女子などのワードがインスタで伸びてるらしい」
「パーソナルジムがインスタグラム運用をして契約数を伸ばしているらしい」と思われている、ジム経営者も多いと思います。
ジムの強みや特徴をより良く発信できるのは今の時代では、SNSになります。
その中でもとりわけインスタグラムはジムとの相性が抜群です。
今回は、パンダメディアラボ編集部が、ジムがインスタグラムをどのようにSNSマーケティングに活かす事ができるのか?について記事にまとめました。
※記事の最後で、【無料お役立ち資料の「業界別!フォロワー1万人以下の企業Instagram事例集」】のダウンロードについてもご案内しておりますので、ぜひご覧ください。
インスタグラム(Instagram)とはなにか?
インスタグラムは2010年にできた比較的新しいサービスで、多くの若年層に使ってもらっています。
「画像」でコミュニケーションをするという斬新なSNSであり、世界中と繋がれる可能性を秘めています。
インスタグラムの定義
Instagramは、無料の写真共有アプリケーション。日本では略して「インスタ」とも呼ばれることもある。 コダックのインスタマチックおよびポラロイドのインスタントカメラに配慮してインスタグラムの投稿画像は正方形が基本である。(引用:wikipedia)
インスタグラムの特徴
インスタグラムを使ってできることは主に、
「画像を見る」「画像を投稿する」です。(最近では動画の投稿や見ることができます。)
そしてこの2つ(「画像を見る」「画像を投稿する」)によってもたらされる特徴は4つです。
- 拡散力などのスピード感
- 非言語的なので全世界の人に通じる
- 受け取り手側は見ているだけなのでストレスフリー
- 投稿側も簡単に投稿できる
インスタグラムは基本的に「非言語的」で、「写真」や「動画」をメインに流すメディアとになっています。
なので受け取り側はパッと見て発信側の意図が理解でき、
すぐにシェアができるので、知れ渡るスピードは他のSNS(FacebookやLineなど)に引けを取らないし、一番早いといえます。
また投稿側はサクッと写真や動画を取るだけでインスタグラムに投稿ができてしまうのでとても簡単に投稿側になれます。
「インスタグラムとジム」の相性が良い理由
インスタグラムは主に画像と動画で相手に情報を伝えるものです。
そこでジムの良さ(ジムの雰囲気、器具の充実度、インストラクターの優位性、など)を伝えるのに画像や動画は最適だと思われます。
またジムのPR方法によっては文章で伝えたいと思われる方でも、文章をうまいこと画像や動画に落とし込めれば、それは独自性になりとてもいいと思います。
今まではジムの認知度を挙げるためにはビラ配りやテレビCMなどの方法を利用していたと思います。
しかしPRというのはそもそもより多くの方に知ってもらうことが大事です。
より多くの人に知ってもらえる可能性や、多くの人により早く知ってもらえるのは、もはやビラやCMよりSNSです。
今ではインスタグラムは国内ユーザーが2900万人を超えていて、これらすべての方にアクセスできれば莫大な力になります。
インスタグラムはテレビ並みの爆発力とSNS特有の拡散力があるので、活用するべきです。
インスタグラムでのジムの成功事例
いろいろ話してきましたが、実際にジムで集客に成功している事例があるかどうか気になりますよね?
そういった方向けに、全国でインスタグラムを使ったマーケティングを行なっているジムを集めてみました!
ナイアジム
女性がなりたい体になるためのジムというところを全面に押し出しているインスタグラムのアカウントがナイアジムのインスタグラムアカウントになります。
あまり着飾りすぎない自然でそのままの写真や動画を投稿していて、本当にこんな女性になれますと思わせるようなアカウントになっていますね。
フォロワーも多く、多くの人に影響力を持っているアカウントと言えます。
LDH martial arts official
LDHのトレーニングジム【 𝐄𝐗𝐅𝐈𝐆𝐇𝐓 】は、事務所の知名度が高いため参考にならないかもしれないのですが、おすすめですという意味で紹介したいトレーニングジムで、ジムの雰囲気から自社製品のPRをうまく行っているのがLDH martial arts officialのインスタアカウントになります。
ジムで鍛えることのできる部位ごとのメニューや、ボクシングなどのレッスン別の投稿、オリジナルグッズや商品の紹介が投稿されていて、オリジナリティがあり良くできています。
また同じ動画でも角度を変えて見せることでより見やすい動画になっています。
LEAN BODY(リーンボディ)
オンラインフィットネスのアカウントといえば、Lean Bodyのインスタグラムアカウントです。
令和版ビリーズブートキャンプを独占配信開始していて、動画でコンパクトにまとめています。投稿画像に文字が含まれていることで、キャプションを見なくてもどういった投稿なのかすぐわかりますね。もちろんキャプションも丁寧に書かれていて、非常に丁寧なアカウント運営です。
初心者がインスタグラムで最初にやるべきこと
インスタグラムは日々進歩していていろいろな機能が追加されています。
インスタグラムの機能の数々のなかでしっかりと使いこなせないといけない機能を紹介していきます。
ツールのフィルター機能を使いこなす
まずインスタグラムで大事なのは画像です。
その画像の質を簡単に上げてくれる機能がインスタグラムにはあり、それはフィルター機能です。
今ではおなじみだとは思いますが、これをしっかり使いこなせている人は割と少ないです。
もともとの画像の質が高い場合使う必要がないですが、携帯で撮った写真などは加工することがマストです。
そのなかで絶対にやってほしくないのが、いろんな写真に別々のフィルターをたくさんかけるです。
「別のフィルターをかけたほうがギャラリーはいろいろな写真があって良くないですか?」と思われる方もいらっしゃいますが、それは間違いです。
ギャラリーの中の写真の雰囲気は統一性を持たせないといけないものです。
そのほうがアカウントの統一感があって多くの人が見てくれます。
無料でビジネスアカウントにすると高度に集客可能!
知らない人も多いですがアカウントをビジネス用にするビジネスアカウントというものがあります。
この「ビジネスアカウント機能」は無料で普通のアカウントからアップデートすることができます。
ビジネスアカウントにすることで、通常であればHPを載せることしかできませんでしたが、「メールアドレス」や「電話番号」など、これまで表示されなかったなどの機能の追加することができます。
特に、そういった情報コンテンツを載せられる「ビジネスプロフィール」がおすすめです。
ビジネスアカウントにすると、「メールアドレス・電話番号・住所」の登録が可能です。
メールアドレスを登録すると、見てくれた方がメールを送る事が可能になります。
また、当然、電話番号を登録したとすると、直接お店に電話をかけることができるのです。
そのほか、ジムの住所やホームページなどに直接誘導する機能もあるので、
まずはビジネスプロフィールに変更し、実際に情報を登録して見てください。
ビジネスアカウントに関しては、こちらの記事を併せてお読みください↓↓
ジムもインスタグラムを活用 【応用編】
インスタグラムでは画像の投稿が簡単にできます。
つまり誰でもできるので、多くのジムがインスタグラムに手を出しています。
しかしすべてのジムアカウントがうまくいってるわけではありません。
さて、その中でも成功しているアカウントはあります。
成功しているジムアカウントに共通点が2つあります。
それは
- ハッシュタグの付け方
- アカウントの投稿
です。
ではこの2つの何を気をつけるべきか紹介していきます。
ハッシュタグのコツ
インスタグラムの投稿には、合計30個のハッシュタグ(#)をつけることができます。
まず、これをめいいっぱいつけてください!30個のハッシュタグをつけて凍結されることなどはありません。できるだけ露出を増やす為に、できるだけ多くハッシュタグをつけてください。
ジムアカウントをお持ちの場合は、多くの人が検索してくれそうなハッシュタグを付ける必要があります。
しかしジムアカウントには、「このハッシュタグは誰のためのなんだろう?」というものをよくつけているアカウントもあります。
ハッシュタグをとりあえずつけているだけで、まったくどういうシーンで活用されるハッシュタグなのか意識されていません。
ここでは、必ずユーザーが検索しやすいハッシュタグをつける必要があります。
実際に「フォロワーにつながるハッシュタグ」。つまり、実際に「検索されそうなハッシュタグ」をつける必要があるのです。
「#さいたま〇〇ジム」「#松本〇〇ジム」「#長崎〇〇ジム」「#愛媛〇〇ジム」など、地域を表すハッシュタグはかなり重要なハッシュタグです。
さらに「#神奈川」よりも「#横浜」など、より詳しいハッシュタグにするのがコツです。
投稿が多いハッシュタグではなく、より顧客に刺さる詳細なハッシュタグにするようにしましょう。
基本的に、ハッシュタグはより小さい、細かい領域を狙うようにおすすめしています。
そして、ジムも例外ではありません。
例えば「#鍛える」「#腕」とかよりかは「#腹筋鍛える」とか「#二の腕スッキリ」などです。
成功にしっかり結びつけるには正直大きなハッシュタグは避けたほうがいいです。
もちろん新しい顧客へのリーチ、つまりフォロワーを増やすには多くの人に見てもらうことも大事で、そのためには多少大きくても検索してもらいやすいハッシュタグの設定も試す価値はあります。
しかし、アクティビティユーザーにしっかり見てもらうには、検索回数は少なくても比較対象が少ないほうがより良い印象をユーザーに与えられます。
限られたハッシュタグの数なので無駄にしないでいきたいです。
ハッシュタグに関して詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてお読みください↓↓
視覚的にインパクトのある写真を選ぶ
サービス業では特にその地域の住民に「ここに行きたい」「ここに通いわい」と思わせ実際に行動に移させるほどの視覚的なインパクトが必要になります。
単にインパクトが強ければいいというのものではなくその店のこだわりが感じられるメニューなどを投稿して自社にあった独自のブランディングを心がけましょう。
位置情報は必ず入れる
Instagram位置情報を入れることができます。
ユーザーはハッシュタグだけではなく、「原宿」などの地名で検索することができます。
特にローカルビジネスには相性がいい機能なので、
各投稿に位置情報を活用しましょう。
動画の活用
ジムですと最近投稿が増えてきているのが、「動画」で、
今後SNSではかなり大きなキーワードになります。それは、インスタグラムだけではなく、ツイッターなどもそうです。
もちろん、Youtubeなどは動画をまさに活用しているSNSですね。
例えば、動画でジムのインストラクターが1分でできるストレッチを投稿する、とかです。
こういった動画を見ると、「この人のトレーニングならいってみたい」「こんな雰囲気のジムなら通えそう」などという感じになりやすいです。
画像以上に、情報を伝えることができる「動画」を今後もっと活用することが集客のコツになります!
もちろんアカウントのコンセプトに沿ってないような投稿として動画を無理やり上げる必要はないです。
最近では、「「ストーリーズ」機能を活用して動画を投稿し、「ハイライト」機能で動画をまとめることや、「リール」機能の活用もおすすめです。
ストーリーズに動画を投稿すれば、「ハイライト」機能でプロフィールページにピックアップしたい動画をカテゴリーごとにまとめることができるので、まるで動画版カタログのような使い方ができます。
「ストーリーズ」機能に関してはこちらの記事を合わせてお読みください↓↓