Instagramを企業が活用するべき!と言われてから、数年経っていますが、実際に成功を収めた企業がそれほど多くないのも事実です。
その中でも、インスタグラム初期から活用をスタートし、成功した事例はいくつもあります。
今回は、実際に参考にして自社サービスのPRやマーケティングのヒントにしていただければと思います。
※記事の最後で、【無料お役立ち資料の「業界別!フォロワー1万人以下の企業Instagram事例集」】のダウンロードについてもご案内しておりますので、ぜひご覧ください。
インスタグラムとは?
インスタグラムはFacebook, Inc.が所有する2010年にできたSNSです。
- 日々の情報発信し、認知を拡大する新たな共有手段
- タグ検索などで新しい顧客を発見するのに役立つ
- 既存のファンとつながり、コミュニケーションがとれる
- ビジネス機能、ショップ機能、「料理を注文」スタンプなど購入促進や集客に効果的な機能がある
個人やブランドがインターネット上にページを作り、写真や動画の「ビジュアル」で世界観を表現をしたり、多彩な機能を使ってコミュニケーションをすることができます。
受け取る側は一目見て発信側の意図が理解でき、すぐにシェアができるので、知れ渡るスピードは他のSNSに引けを取らないし、一番早いといえます。発信する側は撮影するだけで、1枚の写真から投稿ができてしまうのでとても簡単です。
だからこそ、「インスタ映え」という言葉が生まれましたし、インスタグラムが急成長している要因でもあるのです。
事例1:ゼクシィ(確実に成果を出した)
「Instagram Stories特有の“豊かな動画表現力”“ユーザーとの距離感の近さ”を通じて、これまでリーチできていなかったターゲット層に対しても訴求することができ、当初の期待以上の成果を上げることができました。」(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ ネットビジネス本部 久保田 聖良氏)
こう語るゼクシィは
- Instagram Stories広告導入後の獲得アクション数=2.1倍
- Instagram Stories広告導入後のインストール数=3.1倍
- インストール単価(既存広告メニュー比)=-37%
という実績を残せました。
要因の一つに挙げられるのがドレスの写真を乗せたことが一つで、しっかりとターゲットのニーズをつかんでいたことが言えます。
また見ている人のドレスを着て奇麗になりたいという願望を掻き立てるような構図になっており、それが成功につながった可能性は高い。
引用:https://business.instagram.com/success/zexy-app?locale=ja_JP
2:Tasty Japan(企業系アカウントNo.1)
このアカウントは企業系アカウントの中で一番多くのフォロワー数を保有しており、下に乗せた投稿では約49,000,000フォロワーに対して再生回数が1,073,034回であり、これはインゲージ率約2.2%であり、割と驚異的な数字になる。
引用:https://www.instagram.com/tastyjapan/?hl=ja
また、こちらの投稿は7日間で89万回も再生され、脅威の再成立を誇っている。
こちらのアカウントの投稿はクラシルと似たような感じの投稿ではあるが、左に簡易的な動画で、出来上がりやその過程が分かりやすく短く出てるのに対し、右に材料や作業工程を乗せてることでとても分かりやすく、作りやすいメニューの表示の仕方になっている。
3. Daiso(驚異のフォロワー伸び率)
Daisoはインスタで成功した事例では欠かせない存在だ。
下記のような投稿で、いろいろな人から「可愛い」や「100均ぽくなくて良い」などのコメントが殺到し、爆発的にアカウントの認知度が広がりフォロワーが前年比で+50%(約30万人)も増やした。
Instagram発祥の言葉、”インスタ映え”を存分に発揮した投稿を上げており、インスタユーザーの心をがっちりとつかんだ。
また投稿で商品番号などが記載されており、消費者が商品を探しやすいような配慮がなされていて気が利いている。
広島店、大阪梅田店、名古屋店など、日本各地のダイソーがIGTV機能を活用して、店舗からライブ配信している様子も見られる。
ダイソーのファンや地元住民であるユーザーと交流していて、ブランドのことをもっと好きになってもらえるようなコミュニケーション方法は見習うべきポイントだ。
4. 無印良品の家 mujihouse(一年以内でフォロワー獲得が大)
無印良品の家具などをうまくレイアウトしていて、フォロワーを獲得したアカウントだ。
約42万人のフォロワーを半年で獲得してしまったという驚異的スピードで成長している。
元々、無印のファンは多いイメージだが、無印良品の家、というと知らない人も多い。
詳しくは、無印良品の家HP内の『施工例・入居者インタビュー』をご覧ください。
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このように、キャプションに載せている内容の詳細がホームページやカタログで見ることができるので、インスタグラムをビジネスの入り口として活用できている点は見習っていきたい。
5.音羽山 清水寺|Kiyomizu-dera temple(四季折々のインスタ映え)
意外や意外、企業ではないですがインスタ映えという点で群を抜いてオススメしたいのが清水寺のアカウントです。
下の投稿のインスタ映えのお手本といっても過言ではないと思います。
普通に写真としていいというのもありますが、ピンクの桜の奥に赤い棟があるというのがカラフルでとてもいいと思います。
このように明るい色を多く使ったほうがいいねの数は多くなりやすく、インゲージ率は上がります。
まとめ
今回は今代表的だと思われる5つのアカウントを紹介させていただきました。
今後もいいのを見つけた時は常時アップして行くのでこうご期待です。